2011年2月17日

GOOD MORNING '11⑦

Moshi Townでは、早速翌日の登山に向けて準備。

まず、今回の登山で世話になるレンタル屋 兼 ツアー会社「Gladys adbenture」(HPはここ)に行って、
顔合わせ+装備品のレンタル。

ここは、寝袋から防寒具までしっかりした物が完備された、信頼と実績のある会社。
お金の余裕があれば手ぶらで来ても(誇張抜きで)登山できると思います。



ただ、オーナー女性の
"山頂はー25℃になるから、めっちゃ準備してき!フルフェイスのマスクも借りてき!"
の発言には、ノれなかった。

いくらウガンダからの体感温度差があるって言っても、この気温。
大げさに見積もっても、約30℃。
"標高が100m高くなるたびに0.6℃気温が下がる"って理科の常識(先日、生徒に教えたばかり)と、
キリマンを6000mと換算しても、山頂は、、、

30℃ー0.6℃×60=ー6℃

そんなもん日本の真冬&雪山からしたら、やわらかく肌をなでつける春の息吹みたいなもんだ。



それに、僕には上記の計算以上の裏打ちに証明された、キリマン寒への勝算があった。

それこそ、"腹巻き"(made in ジャパン)。
あれはだってあなた、かたちを変えた母性そのものです。
そっと包みこんでくれる、あのユルさと温もりこそ慈愛そのものであって、故郷から遠く離れた土地で生きる
昭和の男性がステテコとセットで身につけているのも、それなりの理由があってのことなのです。
涙ナシには考えられない。

そんな"腹巻き"a.k.a"母性"に身を包まれた身体には、厳寒すら春一番。

もし、山頂の寒さが想定以上の酷寒だったとしても、そんなものはお花つみに言って地雷踏んだような不幸な
事故にあったと思うことにして、レンタル品もそこそこでのぞむ事にしたのでした。

(そんな勇猛果敢さも、仲間内では"ケチ"の一言で済まされた。)


その後は、帽子もしっかり買ったりして(もちろん、僕は買っていない)。
KIliman hat!






あーだこーだ準備して、食べて、寝て。
We're preparing










翌朝。
登山の入り口 Machame gate(1800m)まで、宿から車で出発。
こうして5泊6日の長い長い登山は始まったのでした。
On the way to Kilimanjaro①

2 件のコメント:

  1. おおおお!
    血湧き肉踊る旅w ますますわくわくしてきました。
    花はピカピカに赤いし、空と大地がつながっているし
    マサイ族はケータイしてるし腹巻きでぬくぬくだし・・・・
    あたしも旅に出たくなりました!

    乞う、次回投稿w

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  2. >Piccolaさん
    イタリアにいる時点で、こっちからしたら充分旅ですよw
    僕自身もワクワクして書いてきまーす。

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