2012年1月26日

そうだ、結婚しよう。①

そうだ、結婚しよう。③

「ウェディングケーキはこの世で最も危険な食べ物である」(アメリカの諺)
「独身者とは妻を見つけないことに成功した男である」  (アンドレ・プレヴォー)
「恋は人を盲目にするが、結婚は視力を戻してくれる」  (リヒテンベルグ)
「三週間研究し合い、三ヶ月間愛し合い、三年間喧嘩をし、三十年間我慢し合う。」 (テーヌ)

 洋の東西を問わず、結婚にまつわるネガティブな話は数多く耳にする。子供時代、酒に酔ったおじさんは何かと結婚にまつわる愚痴と苦労を話していた記憶がある。
 そして近年の『婚活ブーム』だ。僕にはそれが受験や就職のように目標を掲げて他人と点数を競う活動のように聞こえてしまい、結婚への不信感が増してしまう。『結婚』という自由を剥奪された抑圧の世界から、某ロッカーばりに暑苦しくシャウトしながら盗んだバイクで走り出したくなってしまう。
 一方で、親しい友人の結婚報告を聞くたびに、言葉にならない焦燥感で息が詰まりそうになる。大人になればなるほど、愛情とは理性から切り離された独立機関だということが実感としてよく分かる。

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