2012年1月26日

そうだ、結婚しよう。⑤

その後、新郎が父親にBride Price2万シルの聖書を3冊)を献上し、それに伴う様々な結納品を献上した。高級家具、牛の足、カンズー、ゴメス、石鹸、トマト、ピーマン、人参、ビール、ソーダ、調味料、etc.
そうだ、結婚しよう。⑰ そうだ、結婚しよう。⑭



そして、指輪の交換式。
そうだ、結婚しよう。⑯
新郎「僕は必ず、125日(Wedding Party)に君を迎えに来る。それまでどこへも行かずに、僕の事を待ち続けて下さい。希望を捨ててはいけません。僕はあなたを絶対に離さないから。」

首がチクチクするほど甘酸っぱい言葉に、襟足のあたりをぽりぽりかくばかり。





ムードよく夕暮れてきた中で、次は新郎新婦によるケーキ入刀。
そうだ、結婚しよう。⑮
 
 花火の暖色に照らされた小ぶりのケーキはさっくりと切られて会場中に振舞われ、その流れでみんなお待ちかねの夕食タイムへ。会場にはウガンダミュージックが豪快に鳴り始め、式の最中には絶対にいなかった人達まで会場になだれ込み、食べて踊っての宴会一色に。豪華な夕食と陽気な音楽を前にみんな一体となってポジティブな暴徒と化していたし、会場は熱気でほとんどオーブンみたいになっていた。帰り道ちょっと焦げてた人とかいたんじゃないだろうか。
 
 そして、明確な宣言もないまま式は閉幕した。

 帰りの車中。疲労と背中合わせの充実感の中で、新郎新婦の照れながら見つめ合う姿を思い返していた。
 そのまま目を閉じて膝をすりあわせたいような、甘い気分がした。

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